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rail road journey・めぐる


なにげなく

市街を歩いていても、

ひしひしと伝わる長崎感は...



十字架に刳りぬかれた石塀にも顕著。



キリスト教の

影響が色濃いのは確か。

だとしても これは 宗教云々...上回る。



万民共通に伝わる記号としての



" 聖 " を

意味合いに持ったシンボル。

独特の長崎感は異国情緒さらなり長崎浪漫。



ゆるい下り坂を

しとしと歩んだ行方に、

現れました...旧浦上天主堂遺構...その背面。



爆心地に至る



平和公園は祈りのエリアにて。

訪れている層の多くは

学生や家族連れ...



順々と語り継がれるバトンは健在ね。



遺構を

正面から見据えた。

頑なに耐えた建造物...旧聖堂に、

骨のカケラほど宿る意志を感じとれて。



黒い柱が、

原爆落下中心地碑。

かつてない阿鼻が広がった所も...



今は天界の園。



弔いの花束に

囲まれた碑の域だけは、

多くの祈りによって禊がれたように...



浄らか。



" 放射能によって草も生えないだろう "



そうとまで

言わしめた爆心地に、

8月の豊かな緑あふれる。



奇蹟...なのかしら...此処は...



時と自然が巡り...



ふたたび生い茂ることの、


やがては癒されゆくことの、



はかりしれない力よ...天然現象。



帰りがけ、

公園前をもう一度ばかり通った。

到着時の数時間前とは打って変わって、



(( ...静かだ。))



いや、

これが平常か...

いつもの風景に戻ったのでしょう。



(( ...カッコ良かったな。))



出動していた

警察官に警備員の方々の姿はなく、

当然 ホイッスルを吹く音も もうしない。



(( ......。))



それでもまだ、

参列者は引きも切らず

いるのね...階段を上ってゆく人の...



ちらりほら。



今日こそは、

長年の誓いを果たした

素晴らしい日...であると同時に。



新たに

受けとるものも、

とても 大きく重く深刻 だった。



この経験が血肉にめぐるまで


まだ、

まだまだまだ、

年の輪を増し甲を積むこと...



歳月を要していくのやも。



...さっ!

もう全身が汗だくだ、

シャワー浴びて洗い流したいです。



お宿に入ろかチェックイン・°



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