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rail road journey・天満宮3


瑞獣の王...麒麟は、

幸せの鳥 " 鷽 " ともに...

天満宮へ納められつ結界を張っていた。



この場所が境め



神の世界と

人の世間を分かつ、

目に見えない一線が...



画されてあるんですって。



五つの獣より

個々のパーツを

最適化して一身に具えしは、



神話中の総合体...仁政の徴であらせられ。



その像は、

今よ真ん前に出で立ちぬと勢う、

生々しい質感に充ちあふれていて...



活潑に動きますやうな筋骨

疾風を感じる鬣はそよぎ

肉眼めいて潤むの眸



まとう氣魄は...凛々しく、高らか。



脚は...お馬さん。

渦巻く微かな彫りこみ、

たぶん毛並みを表した模様。



螺髪ならぬ螺毛なれば、

ますますに 瑞兆 ましますに...

尊き相の 更なること この上なし。



境内あちこち巡りみて

矯めつ眇めつしていた内に、

そろそ帰り仕舞いの時刻です。



((  もう、時間。))



さざなむ池に

落ちた葉蔭は藻草のようで、

もやまや...まやかし....もやぎゆる。



百合も

楚々と咲きほほえんで...

夏の盛りに すがしさ 一輪。



太宰府天満宮、

とても快活だったのだに。

ただ...本宮の菅公様は...だいぶ、



厳つめらしかった。



よそゆき顔をなさるのも、

そのはずでしょう

千客万来...



由緒の地。



おそらく

土地に ふさわしくした 御姿で、

あまねく日本のお社に根づくのよ。



神様ですし



梅が着地の総本宮、

篤と観させて いただき 有り難き。

うしろ髪は 引っぱられや しないわ...



また、

飛ぶように

ひた走って来てやるもの。



梅ノ精がごとく。

貴方様をお慕いしまして、

思いたったが吉日と...いつの日にかは。



*-*-*-*-*

rail road journey・天満宮2

ちょっとした

プールほどには広くって...

その設えは質素なのです手水舎は、



身体の ちっさい幼い子なら 泳げそう。



四角四面な鉢の水な面が

ゆるゆる揺れる...水鏡。

姿見に、



影も形も広く映しだしてしまうよ。



お浄めの手順が

3カ国の言語で案内されてる...

そうね、他国の人々も くさぐさ 訪れるもの。



世界に鳴らす

日本の一大観光地...もとい、

神域であるのをまざまざ実感した次第。



身綺麗にして

さっぱ rin . ∴・rin . ∴・°

御本殿での参拝を為しおおせ...



御神木、

飛び梅を観らんね。

伝説の着地点まで ぴょんこ⌒ぴょん⌒・.



ハネて ハズむよ 足取り踊る



ところが字だってさ

飛びハネてらあな

ハズんでらあ



" 飛梅 "



それその名の体、

葉とも相和しまして。

脈のやうに走りのびる梅ヶ枝と...



繋がり連なりづく樹木と化しておわすわ。



愛でる菅公を

梅の精も慕った...ゆえに、

一夜で京から宰府まで飛んできた...と、



事実は植えたにしても。



慕われた証ね。

大衆の者にや梅の花にや...

在りし日の人柄が偲ばれます。



菅 原 道 真 公



学に、詩に、政にと。

いくつもの分野に

秀でた多才の...



御仁。いまや...自在天神へ昇らしむ。



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rail road journey・天満宮


太宰府天満宮参道-。



駅から右に曲がると...すぐ。

参道が開けていた、

迷いようもない。



昼さがり時。

台風の影響もあってか、

ぱらぱら まばら ぱらり...



人の出は少なげ。



等しく間をおいて連なる鳥居の、

其の一まで来る.....二....三...と

つづく門を順々にくぐって。



通り入り.. 通り入り... 通り入るは. . .



御本殿へ到るまでの

まさに通過儀礼とも思え、

開け放された扉の奥へでも迫るよう。



行きがてら、

京への郷愁が詠まれた

平重衡の歌碑に足を止めた。



...住みなれし、か。



住めば都とは

諺に残されていても、

離れがたきを離れたならば...



...神様ですら、ね。



鮮やかな

小間物類が並ぶの、

お土産屋さんの誘惑に打ち克ち...



到達。

菅公様...東の地より、

遠路はるばる参りました候。



それと、

お土産はお詣りを

済ませたら買うですね候。



なぜって、そういうマイルールあるゆえ。



御神橋の袂より...心字池の眺め。

噴く水飛沫が線のように、

か細いわ。



亀戸天神社は、

太宰府天満宮のミニチュア版と

よく言われる...総本宮を観て...納得。



時の経つにつれ、

人の出またぞろ..ぞろぞ...

どんど 賑わいを増します さなか。



古来より

建つ石鳥居の向こう、

黒山をなす人の頭を避けた先に...



朱塗りの楼門をとらえた。



お池に

架かる橋を渡ったことで、

すでに禊がれ五体は澄めている。



" 通りゃんせ "

そんな わらべ歌も あったわね。

ここは細道ではなく参道ですけれど...



通り入るらん、儀礼のゴールは大鳥居...楼門。



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