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rail road journey・浦上天主堂の記憶3

この旅を決めた本丸の二つを果たし、

そろそろと帰り時間。

でも...その前に、



見ておこう 見ていこう 来たんだものね。

当初の予定にはなかった...けれど。

今ここにいる機会は、



貴重。



ためらいにも勝るは知る勇気、

心して落ちついて...準備、

整いました。



鼓動が静まる。

時の流れも急に

遅まるようだわ...緊張、する。



カケラ。



言ってしまえば...

これは巨大なカケラなの...

かつて東洋一と謳われた旧浦上天主堂の...



カケラ。



これほどの

物体をカケラと化した、

まぎれようもない現実は...爆風の威力。



めりこんで、

すっかり埋もれてしまってる。

自然と一体になって固まったのが...



救いでしょうか。



清らかな

アンジェラスの音を

街中に響かせていた最初の鐘楼に...



余儀なくされた後世への役割り。



なるべくなら、

惨たらしいものには触れずに

耳目を庇いながら避けて通りたかった。



...たかったの。



でも、

先入観だったわ違ってた。

浦上天主堂旧鐘楼...遺された跡形には、



緑が芽吹いて。



ここにもあったのよ、

それは破壊にも

捨てざる希望...



その印が。



空の下、

曇っていても明るいや。

空気は しらしら 光るよう...



澄んでるんだわ。



摩訶に

不思議な

祈りの国は...長崎のこと、と...。



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