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高 崎 逹 磨 譚 7

上州風に連れられているのか、

靴に羽でも生えたのか、

ひゅるりひゅるぅ...



飛んでは

飛ばされるふうな

勢いに乗り 足は かろやか早や 進む。



そうして少林山通りを抜けませば、

歩くこと間もなくに

見えてくる...



まっ赤ぃ まっ赤ぃ 目印の、

どっしり楕円な

達磨さん。



架かる朱塗り橋を渡れば。

総門は、もう、すぐ、

目の前。



((  ...あと一息よ。))



あと一息分の風を背に

送りだしてお呉れ、

颪の精よ。



ここまで

一気に歩いてきて上気した

身体が ほかほか あったかい。



((  ...もう一息。))



域内に いまだ浅く つもるの。

とけやらぬ残んの雪で、

辺りはしらじら...



清らだわ。



歩一歩、

一歩 一歩を 踏みしめながら。

途中でみつけたラクガキったら、



雪だるまさん。



...ふふ . ♪・

だるまつながりだ。

めおと達磨のやうですし、



ほほえまし。



とうとう、

到着...したね。

少 林 山 鳳 台 院 達 磨 禅 寺 霊 場。



そう古ばんでもいない

きれいな登り階段、

けっこう急傾斜。



深く、息を、吸ゥウ...吐アァ.. .く。



呼吸、そろわせました。


鼓動、おちつきました。


では、ととのいまして。



向かいましょうぞ.........奉る。